曹洞宗 赤城山

.           川龍寺は、群馬県昭和村にある寺院です。
          どなた様もお気軽にお立ち寄りください。












☆おしゃか様のこころに親しむ


普段のせわしない日常のなかでは、おしゃか様のこころにふれる機会は、意識的に作らないとなかなかないかと思います。そうはいっても、本格的なものは敷居が高く感じられるのではないでしょうか?

そこで、ここでは、おしゃか様のこころに親しむことができ、普段の生活の中に取り入れやすいものについて紹介していきます。



・坐禅


「 坐禅」とは、坐りながら、呼吸を整え、心を集中させることで、心身の調和をはかるもので、曹洞宗の教えの根幹をなすものでもあります。
最近では、「坐禅」をすると姿勢がよくなり、気分がすっきりと爽快感が得られるともされることで注目されてきています。これは、坐禅の呼吸法により、血中のセロトニン濃度が高まることで、不安や緊張の改善や、活力向上の効果が期待されるためです。
 
以下のリンク先の「初めての坐禅」では、女性二人が坐禅体験をする様子を通じて、一度も坐禅をしたことのない方のために、坐禅の流れを分かりやすく説明していますので、これから坐禅を始めてみようかなと思われている方には、非常に参考になると思います。

また、本格的な坐禅はちょっと、という方や、足を組むのに支障がある方のためのイス坐禅も紹介されています。

「初めての坐禅」
http://www.soto-kinki.net/zazen/beginner.php

「イス坐禅」
http://www.soto-kinki.net/zazen/isuzazen.php

坐禅の体験に関しては、こちらまでお問い合わせくだされば、随時承らせていただいております。

また、ご自宅で坐禅を行う場合の助けになるアプリ「心の鏡」では、スマホを持って坐禅を行うことで、坐禅中の身体の揺れを教えてくれます。

曹洞宗公式アプリ「曹洞宗〜心の鏡〜」
http://www.sotozen-net.or.jp/syumucyo/20140514-3.html



・写経


「写経」とは読んで字の如く「お経を写す」、すなわち書写することです。
写経には長い歴史があり、多くの人の信仰生活に、心のやすらぎを与える糧となってきました。
近年、テレビや書籍でも写経がとりあげられてきていることからも、写経が見直されてきていることがわかります。

これは写経に、
・指先を使うことで、脳を活性化させることができる
・心が清浄になり、安心の境地になる
・姿勢がよくなり、心と体が落ち着いてくる
・集中力がついてくる
・忍耐力がついてくる
・字が上手になる
・イライラを解消し、疲労回復を図る
といった効能も期待できるからのようです。

現代に生きる私たちは写経によって、静かに落ち着いた時間を大切にすると共に、祈りや願いを生活の中に活かしてゆく一つの証としたいものであります。 写し得たことにより、満ち足りる心、精神的なうるおいが、今日を生き抜く大きな力となるはずです。


以下のリンク先の「写経の道具・作法」では、筆を使った写経の仕方が説明されています。
写経を行う際には、お経が薄く印刷された紙が手ごろな価格で販売されているので、最初はこちらを使うとよいと思います。この写経用紙であれば、お手本をなぞるだけで写経を行えるようになっています。
(用紙の販売については、ページ内にリンクが張られておりますので、そちらでお求めになれます。)

また、別のページ「えんぴつ写経」では、鉛筆でなぞることで写経が行える用紙のダウンロードもできるようになっており、より手軽に写経を始めることができるようになっております。
(えんぴつ写経のページでは曹洞宗の宗典である修証義をテキストとしたものが用意されています。)

「写経の道具・作法」
http://www.soto-kinki.net/shakyo/tool.php

「えんぴつ写経」
http://www.soto-kinki.net/shakyo/pencil.php

こちらの写経に関しても、こちらまでお問い合わせくだされば、随時承らせていただいております。